@article{oai:ngu.repo.nii.ac.jp:00000098, author = {水田, 健一}, issue = {4}, journal = {名古屋学院大学論集 社会科学篇, THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU RONSHU; Journal of Nagoya Gakuin University; SOCIAL SCIENCES}, month = {Mar}, note = {地方政府が民間の企業に委託して行う事業に対する中央政府からの補助金システムを分析する。事業の委託を受ける企業には,効率的タイプと非効率的タイプの2タイプがあるとする。企業の効率性に関する情報は,企業自身と地方政府の私的情報で,中央政府は情報を持たない。企業はその固有の効率性水準から決まる事業費を引き下げるための努力を払うが,中央政府はどれだけの費用引き下げ努力がなされたのかを観察することができない。地方政府と事業企業がサイド・ペイメントを通じて結託することが可能であると考える。両者が結託を行わないような中央政府による最適な補助金システムの下での事業費や事業規模の水準を,完全情報の場合と比較する。Besfamille(2004)も同様の文脈で分析を行っているが,本稿の分析ではBesfamille(2004)で外生的に与えられていた事業水準を可変的であると仮定し,中央政府による最適補助金政策の中で内生化している。}, pages = {1--25}, title = {地方政府と事業者間のサイド・ペイメントと最適政府間移転}, volume = {51}, year = {2015} }