@article{oai:ngu.repo.nii.ac.jp:00000936, author = {齋藤, 健治}, issue = {2}, journal = {名古屋学院大学論集 医学・健康科学・スポーツ科学篇, THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU RONSHU; Journal of Nagoya Gakuin University; MEDICAL, HEALTH, and SPORTS SCIENCES\n}, month = {Mar}, note = {表面筋電図(sEMG)の周波数(MDF)や筋線維伝導速度(MFCV)といった表面筋電位変数と筋線維組成(%FT)の関連を明らかにするため,解剖学的・生理学的パラメータを含む表面筋電位モデルを用いてシミュレーションを行った.表面筋電位モデルは,速筋(F)と遅筋(S)の計500個の運動単位(MUs)を持ち,Fタイプが浅い領域に,Sタイプが深い領域に多く分布するとした.それらMUsは,「サイズの原理」にしたがって活動参加し,「サイズの原理」に基づいて神経支配比,運動単位サイズ,筋線維伝導速度,単縮張力,単縮時間,活動電流強度などのパラメータが決定された.活動参加するMU数のタイプ比F:Sは0:500~500:0の範囲において10刻みで変化させた.MUの発火頻度はSタイプが30~70Hz,Fタイプが20~70Hzの範囲において10Hz刻みで変化させた.また,同じ発火頻度内で10種類の発火間隔をポアソン過程による乱数で生成した.上記のようにパラメータを変更しながら,計10200通りのシミュレーションを行った.その結果,筋電位のMFCVは,筋線維組成(%FT)と線形に近い関係が認められたが,MDFは無関係であった.ただし,MFCVは%FTを反映する変数であるが,電極に近い領域の%FTに強く左右されることが明らかとなった.}, pages = {21--36}, title = {シミュレーションを通してみる筋線維組成と表面筋電位変数との関係}, volume = {5}, year = {2017} }