@article{oai:ngu.repo.nii.ac.jp:00000913, author = {江田, 司}, issue = {4}, journal = {名古屋学院大学論集 社会科学篇, THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU RONSHU; Journal of Nagoya Gakuin University; SOCIAL SCIENCES}, month = {Mar}, note = {本研究は,音楽科授業の指導改善を目指して,小学校歌唱共通教材(以下,共通教材)のうち指導が難しく児童の記憶に残りづらい曲,4年生教材《まきばの朝》を取り上げ,国公立2つの小学校における指導改善前後の質問紙調査とインタビューをもとに分析考察したものである。本稿での調査は,「国立大附属小(以下,F小)6年生抽出学級(2014)」を受けて①「2年後のF小の6年生抽出学級・5年生全学級(2016)」,②「2015年6月,筆者の要請を受けて行われた公立T小学校(以下,T小)での《まきばの朝》授業」,③「その追跡/1年後T小の5年生全学級(2016)」の3つである。①では約20%から約50~80%へ増加し,②の結果③では100%の児童が記憶した。これらから,歌詞説明の工夫や歌う機会を増やすことはもとより,説明ではなく音源から歌詞を聴き取ったり楽譜を使い作曲者の工夫を考えたりするなど,児童が主体的に学ぶ活動を用意することで,難しいとされる教材が記憶に留められる可能性を見出すことができた。}, pages = {147--162}, title = {『歌唱共通教材』指導法についての一考察―4年生教材《まきばの朝》を例に―}, volume = {53}, year = {2017} }