@article{oai:ngu.repo.nii.ac.jp:00000912, author = {松本, 浩司}, issue = {4}, journal = {名古屋学院大学論集 社会科学篇, THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU RONSHU; Journal of Nagoya Gakuin University; SOCIAL SCIENCES}, month = {Mar}, note = {教授・学習学およびアクティブラーニングに有用な示唆を得るために,生涯にわたるJerome Brunerの業績に基づいて彼の教育理論を概観した。彼は,人間と文化との相互作用における過去・現在と可能性との弁証法あるいは学習における継承と創造との二面性を一貫して探究し,その探究に基づいて教授法的概念を発想していた。他方で,彼が,学習への多様な動機づけにつながる学習の社会的側面や文脈依存的学習の重要性を認めるとともに,表象の多面性を探究したことは,学習観・文化観の深化といえる,彼の教育理論における顕著な変化であった。また,本稿は,彼の教育理論に関する通説に対する反論を述べた。さらに,本稿では,彼の教育理論を認知科学における他の知見によって批判的に検討したが,彼の主張はその知見と概ね整合的であった。認知科学の発展やアクティブラーニングの登場は,いまこそ我々が彼の教育理論から学ぶことを要請する。}, pages = {129--146}, title = {教育理論におけるJerome Brunerの功績をたたえて―教授・学習学やアクティブラーニングへの示唆―}, volume = {53}, year = {2017} }