@article{oai:ngu.repo.nii.ac.jp:00000770, author = {笠井, 雅直 and 藤井, 隆久}, issue = {2}, journal = {名古屋学院大学論集 社会科学篇, THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU RONSHU; Journal of Nagoya Gakuin University; SOCIAL SCIENCES}, month = {Oct}, note = {トヨタ自動車の創業者である豊田喜一郎は,織機の開発と事業化を推進した父・豊田佐吉と同様に国産化による報国という企業家精神を受け継ぎ,戦時期,そして戦後の占領下において,自動車製造という新事業を軌道に乗せる。豊田喜一郎が経営に当たった戦時統制期から戦後直後の統制期,朝鮮特需までの財務分析である収益性の分析・安全性の分析・成長性の分析,そして資金調達の分析によって,計画経済・統制経済期であり変転著しい時期にも関わらず,乗用車生産の必要性を抱えながらもトラック生産に邁進することで,経営指標のROA,ROEは市場経済志向型の推移を示していることが明らかとなっている。豊田喜一郎から引き継いだ石田退三が前提としたのも「トラックのトヨタ」という遺産であった。}, pages = {13--42}, title = {豊田喜一郎小論 : 創業家と新事業}, volume = {53}, year = {2016} }