@article{oai:ngu.repo.nii.ac.jp:00000666, author = {吉田, 達矢}, issue = {4}, journal = {名古屋学院大学論集 社会科学篇, THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU RONSHU; Journal of Nagoya Gakuin University; SOCIAL SCIENCES}, month = {Mar}, note = {本稿は,主に昭和10年代前半における,名古屋港から中東各国・地域(アデン,アラビア,イラク,イラン,シリア,トルコ,バレスチナ,バーレーン諸島)への輸出について考察した。名古屋港から中東への輸出は昭和9年から本格化したといえるが,昭和10年をピークとして,昭和11年以降は減少していった。また,輸出額が多かった順に示せば,アデン,イラク,シリア,イラン,アラビア,トルコ,パレスチナ,バーレーン諸島であった。ただし,名古屋港の総輸出額のなかで中東への割合は僅かであり,当時の名古屋にとって中東は重要な地域ではなかったといえる。また,昭和12~14年においては,輸出品のなかで綿布類と陶磁器が8割以上を占めており,とくに綿布類に関しては一部の例外を除き,昭和12 ~ 14年各年の中東各国・地域への輸出額において半分以上を占めていた。}, pages = {209--234}, title = {昭和前半期における名古屋港から中東への輸出}, volume = {52}, year = {2016} }