@article{oai:ngu.repo.nii.ac.jp:00000664, author = {越智, 祐子}, issue = {4}, journal = {名古屋学院大学論集 社会科学篇, THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU RONSHU; Journal of Nagoya Gakuin University; SOCIAL SCIENCES}, month = {Mar}, note = {共通の悩みや痛みをもつ人たちが支えあうピアサポートはこれまで,一定の成果を上げてきた。しかし多胎育児者は数が少なくそのつながりは広域になりがちである。そこで,身近な地域子育て支援拠点等へ安心して親子が出かけられるよう,スタッフや保健師への啓発研修がスタートした。この試みは,受講者には好評を得ているが,ピアサポートとの接続,地域社会一般との接続という点では,直接的な効果につながらない。  そこで本稿で,多胎育児領域におけるピアサポートについて,実践報告をもとに,ソーシャルサポートの機能という点から改めて評価し,地域社会と接続する際の課題を考察した。  結果,多胎育児支援領域で現在おこなわれているピアサポートは,情緒的サポートの提供が特徴で,多胎育児家庭の孤立を防止し,育児負担感や不安の軽減に有効であることを確認した。一方で,現行のサポートメニューは,多胎育児者たちを地域社会へ接続する機能を持たないため,新たな方法を提案する。}, pages = {189--199}, title = {ソーシャルサポートとしてのピアサポートに関する一考察 : 育児マイノリティの実践から社会的包摂を展望する}, volume = {52}, year = {2016} }