@article{oai:ngu.repo.nii.ac.jp:00000661, author = {松本, 浩司}, issue = {4}, journal = {名古屋学院大学論集 社会科学篇, THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU RONSHU; Journal of Nagoya Gakuin University; SOCIAL SCIENCES}, month = {Mar}, note = {教養としての被服教育の課題を整理し,新たなあり方としてのおしゃれ教育を提案することを通してそれを現代化するという本研究の課題を達成するために,日本における教科書の記述を検討した。その結果,教科書そのものの果たすべき役割やおしゃれ教育の観点からみると,学校段階間で内容の重複が多いこと,衣生活の実態や学術的知見に照らして内容の不適切な配列や不正確な記述があること,知識・技能についての原理的な説明の不足が目立つこと,文明的機能の観点からの記述が少ないこと,新しい話題に関する記述が少ないこと,実際の衣生活やそのニーズをふまえた記述が少ないこと,取り扱う概念やその記述に教科書による多様性が大きいことが指摘された。総じて,おしゃれ教育として,着こなしを中心とする既製服の活用や衣服に限らないよそおいを重点的に扱うという点で不十分であった。}, pages = {145--163}, title = {教養としての被服教育を現代化するためのおしゃれ教育学(2) : 教科書を分析する}, volume = {52}, year = {2016} }