@article{oai:ngu.repo.nii.ac.jp:00000591, author = {金, 愛慶 and 沖村, 多賀典 and 中野, 貴博 and 山本, 親}, issue = {1}, journal = {名古屋学院大学論集 社会科学篇, THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU RONSYU; Journal of Nagoya Gakuin University; SOCIAL SCIENCES}, month = {Jul}, note = {本研究は,健常群を対象にマガジンピクチャー・コラージュのストレスマネジメント法としての活用可能性について検討した。調査対象者は,計4セッションで構成されたコラージュプログラムに参加した56歳から74歳までの成人30名(男性3名,女性27名)であった。参加者達のコラージュ制作に対する不安をプログラム開始前に,コラージュ制作中の不安と楽しさを最終セッションの終了時に測定した。参加者達の平均コラージュ制作数は3.71枚(SD=1.55)であった。これらの変数間のPearson積率相関係数を求めた結果,コラージュ制作数が増えるにつれてコラージュ制作中の不安は減少した(r=-.43,p<.05)。反面,コラージュ制作数が増えるにつれてコラージュ制作の楽しさは増加した(r=.47,p<.05)。更に,コラージュ制作の楽しさに影響を及ぼす変数について重回帰分析(ステップワイズ法)によって検討した結果,コラージュ制作数のみがコラージュ制作の楽しさに有意な説明力を示していた(β=.468,p<.05)。すなわち,コラージュ制作前の不安の高さはその体験の楽しさに影響を与えず,コラージュ経験量が増えるほどコラージュの楽しさは増すことが示された。以上の結果から,ストレスマネジメントの一方法としてのマガジンピクチャー・コラージュの活用可能性が示唆された。}, pages = {55--63}, title = {健常者のコラージュに関する一考察―ストレスマネジメント法としての可能性について―}, volume = {52}, year = {2015} }