@article{oai:ngu.repo.nii.ac.jp:00000385, author = {中野, 貴博 and 大澤, 清二 and 佐川, 哲也 and 國土, 将平 and 下田, 敦子}, issue = {2}, journal = {名古屋学院大学論集 人文・自然科学篇, THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU RONSHU; Journal of Nagoya Gakuin University; HUMANITIES and NATURAL SCIENCES}, month = {Jan}, note = {本研究は,東南アジアの後発開発途上国の子ども達を対象とした生活習慣調査の結果を用いて,現地の子ども達が抱える生活習慣問題を検討することを目的とした。対象はミャンマーおよびネパールの小学校に通う児童2527名であった。生活時間,食事,衛生,不定愁訴に関する22項目の調査結果を分析・集計した。睡眠を中心とした生活時間は良好であった。食事摂取には多くの問題があり,特に,食量が足りないと感じている子ども達がネパールでは多く見られた。規則正しい三食摂取にも問題があった。衛生習慣では,手洗い習慣への意識の高さは伺えたが,一方で,歯磨き習慣には問題が見られた。最も問題が大きかったのは不定愁訴発現であった。後発開発途上国では,我が国に比べ極めて多くの子ども達が不定愁訴を発現していた。食習慣,衛生習慣の改善をきっかけとして,子ども達の不定愁訴発現を減少させることは,これらの国々にとって極めて重要なことと推察された。結果的に学校を休む児童の割合も減少し,教育の充実につながることが期待される。}, pages = {69--76}, title = {東南アジアの後発開発途上国における子ども達の生活習慣問題}, volume = {48}, year = {2012} }