@article{oai:ngu.repo.nii.ac.jp:00000354, author = {葛井, 義憲}, issue = {2}, journal = {名古屋学院大学論集 人文・自然科学篇, THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU RONSHU; Journal of Nagoya Gakuin University; HUMANITIES and NATURAL SCIENCES}, month = {Jan}, note = {平和を希求する羽仁もと子は第一次世界大戦前後から平和なる社会建設,自由と平等を一人ひとりが確かに手にし,お互いを尊重し,協力連帯できる社会環境づくりの牽引車としての役割を女性に求めた。これは「神の摂理の器」として生きるピューリタン的人間観を抱くもと子にはおのずと納得・勇気づけるものであった。聖書の民の歴史に思いを馳せ,預言者思想を基礎とする彼女の生き方は「蔑ろにされ,埋もれて小さく生きること」を強いられた自らや女性が神の恵みにあずかって,対立しがちな「自己愛と社会愛」を両立させる「人間の愛」をもって,神の愛が満ちる「共同体」建設へと赴かせる。  そうした歩みのもとでの喜び,苦悩,限界を分析・記述した。}, pages = {1--10}, title = {「羽仁もと子,平和の使者」}, volume = {51}, year = {2015} }