@article{oai:ngu.repo.nii.ac.jp:00000335, author = {山下, 匡将 and 村山, くみ and 宮本, 雅央 and 小関, 久恵 and 嘉村, 藍 and 竹内, 夕紀子 and 古川, 奨 and 大月, 和彦 and 志水, 幸}, issue = {3}, journal = {名古屋学院大学論集 社会科学篇, THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU RONSHU; Journal of Nagoya Gakuin University; SOCIAL SCIENCES}, month = {Jan}, note = {【目的】 島嶼地域住民のサクセスフル・エイジング実現に資するべく,主観的健康感とライフスタイル要因との関連を詳細に検討する。 【方法】 山形県酒田市飛島に居住する40歳以上の住民288名を対象に,他記式質問紙票を用いた訪問面接法によるアンケート調査を実施した。回収した調査票を基に,Microsoft Excelにてデータセットを作成し,SPSS 15.0J for Windowsを用いて集計および解析をおこなった。なお,解析にあたり対象者を主観的健康感の回答内容から,「健康群」「非健康群」の2群に分けた。解析内容は以下のとおりである。  はじめに,主観的健康感と各項目について分割表を作成し,Fisherの直接確率法を用いて各項目との関連の有意性を検討した。続いて,多変量ロジスティック回帰分析により,単変量解析にて有意な関連が確認された項目から独立性の高い変数を検出した。 【結果】 Fisherの直接確率法による解析の結果,主観的健康感と,基本属性の「1年以内の入院」「2 ヶ月以内の通院」,社会関連性指標の「社会に対する貢献力」,ソーシャル・サポート(受領)の「気を配ったり,思いやったりしてくれる人」「くつろいだ気分にしてくれる人」,ソーシャル・サポート(提供)の「くつろいだ気分にする」,楽観主義尺度の「自分の将来に対しては非常に楽観的である」,生活満足度尺度Kの「人生は他人に比べて恵まれていた」「人生をふりかえってみて満足できる」「物事を深刻に考える」「今の生活に不幸せなことがある」「小さなことを気にするようになった」「去年と同じように元気」「以前よりも役に立たなくなった」「生きることは大変厳しい」の計15項目との間に有意な関連が確認された。  主観的健康感を目的変数,単変量解析により有意な関連が確認された各項目を説明変数として多変量ロジスティック回帰分析をおこなった結果,「2 ヶ月以内の通院」「くつろいだ気分にしてくれる人」「自分の将来に対しては非常に楽観的である」「人生は他人に比べて恵まれていた」「小さなことを気にするようになった」「去年と同じように元気」の計6項目が独立性の高い変数として選択された。 【結論】 主観的健康感には「身体的健康の良否」「サポートの状況」「性格特性」「自己効力感」「自身の老いへの評価」が影響していることが明らかとなった。したがって,島嶼地域住民の主観的健康感の維持および向上には,以上に配慮した実践の励行が求められる。}, pages = {95--109}, title = {島嶼地域住民の主観的健康感に関する研究 : 山形県酒田市飛島住民のライフスタイルとの関連}, volume = {44}, year = {2008} }