@article{oai:ngu.repo.nii.ac.jp:02000101, author = {柴崎, 全弘 and 水野, 梨緒}, issue = {4}, journal = {名古屋学院大学論集 社会科学篇, THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU RONSHU; Journal of Nagoya Gakuin University; SOCIAL SCIENCES}, month = {Mar}, note = {ソーシャルゲームにおけるガチャはスロットマシンなどのギャンブルに似た構造をもっているが,完全に同一であるわけではない。また,ゲームの射幸性をもっとも高める強化率は存在するのか,存在する場合,その値は遊技機の種類を超えて普遍的なものなのかについてもまだ明らかにされていない。そこで本研究では,カードをそろえていくタイプのガチャを制作し,強化率の操作に伴うプレイヤーの行動変化について検討した。その結果,強化率50%のときにもっとも消去抵抗(当たりが出なくなった状況におけるプレイの持続性)が高くなった。スロットマシンを使った先行研究では,強化率は低ければ低いほど消去抵抗が高くなると報告されていることから,もっともゲームがやめられなくなる強化率はゲームの形態に応じて変化することが確認された。また,実験参加者のギャンブルに対する選好度は消去抵抗には影響せず,ギャンブルに興味がなかったり嫌悪感をもっていたりする人であっても,強化率の設定しだいでは意に反して長くプレイを続けてしまう危険性があることも明らかになった。}, pages = {61--72}, title = {ソーシャルゲームにおけるガチャの射幸性に関する実験的検討}, volume = {60}, year = {2024} }