@article{oai:ngu.repo.nii.ac.jp:00001485, author = {吉田, 達矢}, issue = {35}, journal = {名古屋学院大学研究年報, Annual Research Report of Nagoya Gakuin University}, month = {Dec}, note = {本稿では,昭和戦後期における名古屋港と中東地域の貿易について,主に『名古屋港統計年報』のデータを用いて,戦前期,昭和戦後期の日本と中東地域の貿易,同時期の名古屋港の貿易と比較し,その特徴や位置づけなどを考察した。その結果,戦前期との違いは,戦前期は輸出超過であったが,昭和戦後期は輸入が輸出を上回る年が多かった。一方,共通点は陶磁器が主要輸出品のひとつであったことである。日本と中東地域の貿易における位置づけについては,名古屋港の貿易はあまり重要ではなかったようである。共通点としては,ともに少なくとも昭和40年代前半までは輸出先としてイランが1位であった。主な相違点は,日本からの主要輸出品は工業品や機械類であったが,名古屋港からの輸出品は昭和41年までは陶磁器が輸出量1位だった。名古屋港貿易における位置づけとしては,輸出入ともに中東地域との貿易の重要性が増したのは昭和50年代であった。}, pages = {29--43}, title = {昭和戦後期における名古屋港と中東地域の貿易概観}, year = {2022} }