@article{oai:ngu.repo.nii.ac.jp:00001480, author = {鈴木, 啓司}, issue = {2}, journal = {名古屋学院大学論集 人文・自然科学篇, THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU RONSHU; Journal of Nagoya Gakuin University; HUMANITIES and NATURAL SCIENCES}, month = {Jan}, note = {「新たなる認識論理の構築」シリーズの第20篇である。前回の「集合論のアポリア」に続き,今回は量子力学のアポリアを取り上げる。1視点古典的世界像の問題を2視点認識構造から見る筆者の視点は,ここでも一貫している。量子力学におけるアポリアは,そこに垣間見える2視点認識構造をあくまで古典物理1視点モデルで解釈しようとするところに根差している。観測問題,シュレディンガーの猫,EPRパラドクスしかりである。それらをより認識論の視点から見ることで,アポリア解決への新たな地平が開けてくる。観測で決定されるのは対象の状態ではなく,観測者の立ち位置(内部状態)である。それは,「モノそのものであるコト」を記述する言語の必要性をやはり要請してくるのである。}, pages = {1--16}, title = {新たなる認識論理の構築 20 : 量子力学のアポリア}, volume = {59}, year = {2023} }