@article{oai:ngu.repo.nii.ac.jp:00001429, author = {江田, 司}, issue = {4}, journal = {名古屋学院大学論集 社会科学篇, THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU RONSHU; Journal of Nagoya Gakuin University; SOCIAL SCIENCES}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,新しい音楽鑑賞教材を提案することにある。曲は,チャイコフスキー作曲「交響曲第6番《悲愴》ロ短調作品74」(以下,《悲愴》)。彼は,第4及び第5交響曲で用いた(主題を回帰させる明確な)循環主題を,この第6交響曲では,動機(B-C♯-D-C♯)の4音を各楽章主題に埋め込み,緻密な構成を試みたと考えられる。音楽鑑賞教材において,交響曲では,ソナタ形式など形式把握が比較的容易な古典的な楽曲の紹介に限られていると思われる現状がある。この傾向に対して,長大で形式的にも入り組んだ後期ロマン派の楽曲が取り上げられることは少ない。ここでは名曲の呼び名が高い《悲愴》が持つ鑑賞素材としての教材価値を,演奏表現の視点から聴き取るポイントを確かめようとした。その結果「動機Xの展開による各楽章主題の共通性」という教材性が明らかになった。}, pages = {117--130}, title = {チャイコフスキー作曲《悲愴》交響曲をめぐる鑑賞指導の研究}, volume = {58}, year = {2022} }