@article{oai:ngu.repo.nii.ac.jp:00001215, author = {渡邊, 晶規 and 小島, 聖 and 細, 正博}, issue = {1}, journal = {名古屋学院大学論集 医学・健康科学・スポーツ科学篇, THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU RONSHU; Journal of Nagoya Gakuin University; MEDICAL, HEALTH, and SPORTS SCIENCES}, month = {Oct}, note = {変形性膝関節症(以下,OA)における筋力の影響を明らかにするため,神経損傷により筋力低下を引き起こすことで,軟骨破壊の進行が異なるかどうか明らかにすることを目的とした。12週齢のWistar系雄ラット9匹を用い,それらを無作為に,外科的に不安定性を与えOAを誘発する群(以下,OA群),関節包の切開までを加える群(以下,偽OA群),外科的なOA誘発に加えて大腿神経を切除する群(以下,OA+FN群)の3群に振り分けた。外科的OA誘発には,内側半月脛骨靭帯を切除し,内側半月板を不安定にするモデルを用いた。大腿神経の切除は,鼠径部にて2か所を結紮し,その間を切除した。各群ともに術後4週間の通常飼育を行った後,膝関節前額面を光学顕微鏡下にて観察した。偽OA群では軟骨組織の損傷を認めず,OA群とOA+FN群では,半月板先端周囲の限局した範囲において,軟骨基質の染色性の低下,軟骨表層の不整,Fibrillationを認めた。両群間に著明な差は認められなかった。神経の切断による筋力低下は短期的には関節破壊を助長しない可能性が示された。}, pages = {1--8}, title = {大腿神経損傷はラット変形性関節症モデルにおける軟骨破壊に影響しない}, volume = {8}, year = {2019} }