@article{oai:ngu.repo.nii.ac.jp:00001179, author = {柴崎, 全弘}, issue = {4}, journal = {名古屋学院大学論集 社会科学篇, THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU RONSHU; Journal of Nagoya Gakuin University; SOCIAL SCIENCES}, month = {Mar}, note = {従来,ヒトは合理的に行動する生き物であると考えられていたが,行動経済学を中心とする意思決定研究は,ヒトの不合理な行動を次々と明らかにしている。では,ヒト以外の動物はどうなのだろうか?自然淘汰の原理に基づいて考えると,不合理な行動をとる動物は合理的に行動する動物に比べて適応度が低くなるため,長い進化の過程で淘汰されていくはずである。行動経済学の分野で動物を対象とした研究が行われることは少ないが,比較認知科学(かつて比較心理学と呼ばれていた学問)の分野では動物の選択行動に関する研究が盛んに行われており,ヒト以外の動物にも不合理な行動が観察されることが明らかにされつつある。本稿では,ヒト以外の動物(主にハト)を対象に行われてきた研究を概観し,不合理と思われる行動の中にも合理的な側面が潜んでいる可能性について考察する。}, pages = {1--16}, title = {なぜ動物は不合理な行動をとるのか?}, volume = {55}, year = {2019} }