@article{oai:ngu.repo.nii.ac.jp:00001155, author = {鈴木, 啓司}, issue = {2}, journal = {名古屋学院大学論集 人文・自然科学篇, THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU RONSHU; Journal of Nagoya Gakuin University; HUMANITIES and NATURAL SCIENCES}, month = {Jan}, note = {本篇(数学篇)と次篇(物理学篇)にわたり意識論を展開する。「モノそのものであるコト」を表現する言語の開拓を目指す新物質主義は,当然のことながら,意識も物質論的見地から考察してゆく。もちろんそれは,従来の物質還元主義ではない。意識という内観を徹底した唯物論の視点から捉える試みである。ゆえにそれは内的唯物論と呼んでもよい。その流れで,前篇から数学という最も抽象的な言語のモノ化を進めてきたが,本篇では,意識による数の内的生成を論じる。これまで「数える」といった外界への感覚反応から説明されがちであった数の起源を,純粋に内的な意識の発生と重ねて跡づけ,もって意識主体の「モノそのものであるコト」を表現せんとする。さらにそこから,線ではなく波としての実数像,そして,意識=時間というテーゼを提示し,自由意志と物理的決定論の相克などの内部・外部,主観・客観をめぐるアポリアに,次篇につながる応答を用意する。}, pages = {91--106}, title = {新たなる認識論理の構築 16 : 意識論Ⅰ 認識論から見た数の生成}, volume = {55}, year = {2019} }