@article{oai:ngu.repo.nii.ac.jp:00001148, author = {江田, 司}, issue = {3}, journal = {名古屋学院大学論集 社会科学篇, THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU RONSHU; Journal of Nagoya Gakuin University; SOCIAL SCIENCES}, month = {Jan}, note = {本研究は,小学校音楽科で扱われる和音を内容とした学習について,教材選択の可能性に言及し指導の改善を目指したものである。小学校教員の約9割がほぼ教科書に沿って授業をしている実態から,2018年度に使われた教科書/教師用指導書・伴奏編をもとに,編集者の意図が伝わるコードネーム(和音名)が付された全教材を分析した。その結果,I,IV,V及びV7のみの和音進行を持つ曲が低学年に多く,高学年には極めて少ないこと,また,短三和音を1 つ以上含む長調の曲が各学年に一定数存在していることなどが明らかになった。これらから,児童が自ら考え主体的に和音の響きに親しむ学習には,高学年では,むしろ低学年から中学年に至る教材への回帰,「伴奏を聴いて」歌唱・器楽表現の技能を発展的に高める学習には,すべての学年で,範唱CD の使用も含め,伴奏和音とくにIVの和音や短三和音への注目が必要であることについて言及した。}, pages = {63--81}, title = {小学校における和音指導教材に関する研究}, volume = {55}, year = {2019} }