@article{oai:ngu.repo.nii.ac.jp:00001134, author = {松本, 浩司}, issue = {2}, journal = {名古屋学院大学論集 社会科学篇, THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU RONSHU; Journal of Nagoya Gakuin University; SOCIAL SCIENCES}, month = {Oct}, note = {学業への動機づけに関する主に心理学の先行研究に即して,青年期における学業への中核的な動機づけとして職業的自己実現を位置づけられることを論証した。職業的自己実現が学業に青年を動機づけるプロセスは,学習の自己中心性に基づいて,未来的時間的展望を通じて可能自己を追求する過程で,向社会的(社会貢献を伴う)自己実現の手段として学業を位置づけることでなされる。このプロセスには,アイデンティティ形成の裏テーマとしての社会的役割の追求,価値観の表現としての目標の設定,その目標に向けての自己調整と満足遅延という要素が主に関わる。対して,学業そのものの面白さ(好奇心や興味)を追求することを至上とする〈内発神話〉は,青年期の学業において虚構であることも論証した。特に,〈内発神話〉に強く影響を与えたDeciらの自己決定理論による知見は,学業に関して妥当性が低いことも示した。}, pages = {231--259}, title = {青年期における学業への中核的な動機づけとしての向社会的/職業的自己実現 : 〈内発神話〉を乗り越えて}, volume = {55}, year = {2018} }