@article{oai:ngu.repo.nii.ac.jp:00001118, author = {木村, 光伸}, issue = {1}, journal = {名古屋学院大学論集 人文・自然科学篇, THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU RONSHU; Journal of Nagoya Gakuin University; HUMANITIES and NATURAL SCIENCES}, month = {Jul}, note = {ニホンザルの自然社会における個体間関係を考える手がかりとして高崎山に生息する群れを短期間観察し,その生活の中に垣間見える社会性の獲得と共同性の発達について議論した。ニホンザルにとっての社会性とは,種のいかんを問わず,個体の発達過程と密接に関係する性質であり,その意味において社会性は個体性の別の側面であるといえる。ニホンザルの場合には個体は集団の中で成長・成熟するのであるから,他者との日常的な関係性が社会性を発達させる。それは同時に複数個体間の相互的な関係の形成を通して共同性を構成していく過程でもある。動物研究で比較的安易に,あるいは無定義に語られる社会概念が,共同性という種社会の統合の基本原理との関連抜きでは論じられないということを主張した。}, pages = {1--14}, title = {行動の社会化と共同性の発達}, volume = {55}, year = {2018} }