@article{oai:ngu.repo.nii.ac.jp:00001116, author = {川津, 昌作}, issue = {1}, journal = {名古屋学院大学論集 社会科学篇, THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU RONSHU; Journal of Nagoya Gakuin University; SOCIAL SCIENCES}, month = {Jul}, note = {今,空き家住宅問題が社会問題化してしまっている。本稿では,なぜ不動産住宅市場で空き家問題が発生するのか?住宅市場の中でなぜ解決できていないのか?に着目して,住宅市場が抱える問題と展望を考察する。まず二人の研究者の知見から現在の不動産市場の理論を確認する。次に市場インフラである不動産インデックスの問題を取り上げる。結論として,日本は土地供給の非弾力性が強い。その結果住宅保有者は高いエクスポージャーにさらされる。そのためにビジネスサイドも,このリスクをヘッジするビジネスモデル開発に偏ってきた。一方日本の不動産保有者は取得した不動産資産の資産価値を上げる努力をしない。その結果日本の住宅市場は価値を生まない市場となってしまった。土地供給の制約を取り除きかつ有効な住宅価格指数の整備により,住宅の価値を生むビジネスモデルの開発が進むことが望まれる。}, pages = {167--181}, title = {日本の住宅市場の問題と展望}, volume = {55}, year = {2018} }