@article{oai:ngu.repo.nii.ac.jp:00001094, author = {渡邊, 晶規 and 小島, 聖 and 浅田, 啓嗣 and 細, 正博}, issue = {2}, journal = {名古屋学院大学論集 医学・健康科学・スポーツ科学篇, THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU RONSHU; Journal of Nagoya Gakuin University; MEDICAL, HEALTH, and SPORTS SCIENCES}, month = {Mar}, note = {変形性膝関節症(以下,OA)に対する理学療法効果を検証するために適したモデルを検討することを目的に,5つのラットOAモデルを組織学的に比較した。Wistar系雄ラット10匹を用い,薬剤により化学的にOAを誘発するモデルと,膝関節の靭帯等の切除により外科的にOAを誘発する4つのモデル(内側側副靭帯切除,内側半月脛骨靭帯切除,内側半月板切除,前十字靭帯切除の各モデル)をそれぞれ2匹ずつ作成し,4週間後の膝関節軟骨の状態を比較した。その結果,化学的誘発モデルでは膝関節の内外側広範にわたる軟骨基質の染色性低下と軟骨細胞数の減少を認めた。外科的誘発モデルでは,内側側副靭帯切除モデル以外の全てのモデルで軟骨破壊所見を認め,内側半月板切除と前十字靭帯切除のモデルでは,部分的な軟骨下骨の露出まで至っていた。組織本来の修復力に依存する理学療法の介入効果を検証するためには,進行が緩徐な内側半月脛骨靭帯切除モデルが適している可能性が示唆された。}, pages = {1--9}, title = {理学療法効果の検証に向けたラット変形性膝関節症モデルの検討}, volume = {6}, year = {2018} }