@article{oai:ngu.repo.nii.ac.jp:00001081, author = {葛井, 義憲}, issue = {2}, journal = {名古屋学院大学論集 言語・文化篇, THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU RONSHU; Journal of Nagoya Gakuin University; LANGUAGE and CULTURE}, month = {Mar}, note = {近代日本国家の建設に多大な貢献をした人物のうちに,西村伊作,内村鑑三がいる。彼らは名古屋学院大学の前身,名古屋英和学校と縁のある者たちである。内村はこの学校で教鞭(1896年9月~1897年1月)をとり,「祈りつつ学び,感謝しつつ働く」をモットーとして,「キリスト教証拠論」「地理と歴史」などの科目を担当し,生徒たちと一緒に農園を作り,豚や兎を飼って,世話をし,汗を流しあった。もう一人の西村(旧姓,大石)はキリスト教を生活の指針として暮らす父母とともに名古屋市で小学校に通い,この学校のチャペルへも出かけ,祈祷会へも参加していた。  本稿は名古屋英和学校と関係のある西村伊作の「数奇な人生」を考察し,彼の「自由と解放」への旅路から展開される言行を分析し,近代日本国家の歩みに与える意義を見いだそうとするものである。なぜなら,この世に生を受けた人間は彼らが置かれた家庭環境,生活環境,社会環境,自然環境などに少なからざる影響を受け,成長発達していく者たちであるからである。それ故,今回はこれらのことを重視しながら執筆する。さらに,これは小生の個人的事由であるが,2018年3月末をもって,長年,教員として奉職した本校を退職するにあたり,少しでも,本校に縁ある人の事績を表わしたいと願うからでもある。}, pages = {1--12}, title = {自由と解放を求める西村伊作}, volume = {29}, year = {2018} }