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若者におけるデートDVに関する基礎的研究 : 大学生を対象としたイメージ調査の結果から
https://doi.org/10.15012/00000270
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名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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syakai_vol4602_09 (716.6 kB)
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Copyright (c) 2009 山下匡将
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2015-08-21 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 若者におけるデートDVに関する基礎的研究 : 大学生を対象としたイメージ調査の結果から | |||||
タイトル | ||||||
言語 | en | |||||
タイトル | A study of intimate partner violence among young people | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.15012/00000270 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
その他(別言語等)のタイトル | ||||||
その他のタイトル | ワカモノニオケルデートDVニカンスルキソテキケンキュウ ダイガクセイヲタイショウトシタイメージチョウサノケッカカラ | |||||
著者 |
山下, 匡将
× 山下, 匡将 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 【目的】若者におけるデートDV防止啓発に資するべくおこなわれた「大学生のデートDVに対するイメージ調査」の結果から,若者のデートDVに対する認識度を概観するとともに,当該問題の課題を抽出する。 【方法】瀬戸市および近隣地域に所在する大学に所属する学生を対象に,半構造化された自記式質問紙票を用いた面接調査を実施した。「どんなことをしたら(されたら)デートDVだと思いますか?」との質問に対し,思いつく事象すべてを回答用紙に列挙してもらった。回答にあたっては,はじめに,デートDVに関する情報をあたえずに回答を求め(定義を除く),次に,暴力の領域(「身体的暴力」「精神的暴力」「社会的暴力」「性的暴力」「経済的暴力」の5領域)を提示したうえで再び回答を求めた。得られた回答1項目につき1枚のカードを作成し,1)DVの概念図として代表的な「パワーとコントロールの車輪」の各領域別に整理した。また,2)回答の段階による回答内容の差異について確認した。さらに,3)学生研究員による「KJ法的手法を用いた回答のカテゴリー化」のプロセスおよび結果を観察することにより,デートDVに対する大学生の認識について概観した。 【結果】第一に,「パワーとコントロールの車論」との比較では,「該当なし」の項目が80項目と最も多く,「身体的暴力」に関する項目が52項目,「心理的暴力・言葉による暴力」および「性的暴力」に関する項目がともに31項目と多かった。一方,「子どもを利用した暴力」および「男性の特権を振りかざす」に関する項目は,ほとんどみられなかった。第二に,学生研究員による回答のカテゴリー化において,その被害者に対する干渉の度合いから「過干渉」および「無干渉」の2つのカテゴリーが抽出された。なお,過干渉のカテゴリーはさらに「攻撃(パワー)」と「制限(コントロール)」に分類された。 【考察】デートDVのイメージとして,暴力による被害が(第三者にとって)比較的捉えやすい項目の印象が強いことが明らかとなった。また,交際相手から受けた行為そのものだけでなく,交際相手から暴力を受けたという事実がもたらす精神的なダメージを,より問題視する傾向があることが窺えた。 |
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書誌情報 |
名古屋学院大学論集 社会科学篇 en : THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU RONSHU; Journal of Nagoya Gakuin University; SOCIAL SCIENCES 巻 46, 号 2, p. 161-178, 発行日 2009-10-31 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 名古屋学院大学総合研究所 | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 0385-0048 |